3枚おろしの向こう側
こんにちは。
今日は5月最終日です。今年は普通の年とは違うとはいえ、もう6月ですよ。
「もう●月だ」や「あと●日で1年終わる」など、よく言うし耳にもするセリフですが
本当にその通りで、たまに今日みたいにふと考えると無意味に毎日過ごしてるんじゃないかと怖くなります。
いや、これ気づいたら本当にもう来年死にます、みたいになりますよ。日々追われるよりは何かしら追いかける人生にしたいです。
過去記事で何度も登場していますが、相変わらず御徒町の吉池に週一で言って食材調達しています。家の近くでは鮮魚は売っていないので、吉池に行く楽しみの一つは旬の魚介類を見ることです。最近はイワシが7-8尾で390円ととても安くよく購入しています。
同じくアジやイカもよく出ており、今回は安かったのでアジをまとめて買いました。
ネット動画や雑誌の見よう見まねでさばいていますが、今回の料理を作るあたりから急にコツをつかんだのか上手くさばけるようになったのを実感しました。
壁にぶつかった際に練習を続けるとあるタイミングで急にレベルが上がる、という話を聞いた事がありますがまさにそれかもしれません。昔部活をやっていた時は一切そんな実感を得られた事はありませんでしたが。。
自分の中での上手く魚をおろすコツは、
・包丁の刃先でなく腹でさばく
・あまり力を入れない
・魚についた水気はよくふく
というイメージでやっています。
①おかず:「アジのさんが焼きピーマン詰め」
●アジ:3尾(3枚におろしてたたく)
●ネギ:5cm程度(みじん切り)
●大葉:6枚程度(千切り)
●しょうが:1片(すりおろし)
●みそ:適量(大さじ1程度?)
●醤油:少々(気持ち)
ピーマン:大3個
片栗粉:少々
料理酒:適量
・●の材料をタタキながら混ぜる
・半分に切って種を取ったピーマンに片栗粉をまぶして、混ぜたアジを詰める
・アジ側をフライパンにつけて焼く
・少し焼き目がついてきたら酒をふってフタをして蒸し焼きに
・裏返してピーマンに焼き目がついたら完成
◆ポイント
・ピーマンに片栗粉をふる事でネタが落ちないようにする
新鮮なアジをさばいて作ると基本何でも美味く感じます。
②汁物:和風トマト卵とじスープ
昆布:1片
かつおぶし:ひとつかみ
トマト:1個(くし切り4等分)
卵:1個
ウインナー:2本
塩:小さじ1/2
醤油:小さじ2
オイスターソース:小さじ1
酒:適量
・昆布カツオ出汁を取る
・ウインナーとトマトを入れて少し煮込み調味料を入れる
・溶き卵を回し入れて火を止めてフタをする
・最後にもう一度火を入れて卵をふわりとさせて完成
◆ポイント
・オイスターソースを隠し味に入れると深みが出る
③ご飯:「焼きズッキーニとシラスの混ぜご飯」
ズッキーニ:1/2本(7mm程度の輪切り)
塩:小さじ1程度
しらす:1/2パック
昆布:1片
酒:適量
・昆布/酒を入れて米を炊く
・輪切りにしたズッキーニを油を引いたフライパンで焼く
・塩を加えて両面に焼き目がついたら取り出しておく
・炊き上がった米にズッキーニとシラスを入れて混ぜて完成
◆ポイント
・焼き野菜を炊きあがりのご飯に混ぜ込むと美味い!
※土井義善さんの本にあった「焼きアスパラ混ぜご飯」をみて真似しました。
僕はサウナが好きだ。アイコンの写真もサウナ好きが高じてフィンランドに行ったときの、サウナから出て湖に飛び込むときのモノだ。
現在はこのような状況でサウナにも行けていないが、家の風呂でも疑似サウナ体験を前からやっている。昨今のサウナブームでサウナ好きの有名人の方がよく言うように、「サウナの醍醐味は上がった後の水風呂」という意見は自分も大いに同感だ。
「ととのう」という言葉が流行しているように、限界まで熱し身体を水風呂で瞬間冷却した後の脱力感と、一方で頭がクリアになり身体的な疲れと精神的な落ち込みが不思議と消えて心身ともにポジティブになれる。まさに「ととのう」だ。
話を戻すが家の風呂でも同じ感覚を得たくて、僕は追い焚きで風呂の温度をその日の体が許す限り上げてつかる。風呂には雑誌やkindleをもって入り読むのだが、温度を上げていくと最終的に内容は頭に入ってこないほど辛い。限界が来たら風呂の淵に座り、体を休める。
この行為を3ターンほど繰り返して、最後に初めて完全な水シャワーを頭からぶっかける。もちろん最初は冷たいが、徐々に慣れていきクールダウンされていくと無双状態で気持ちよくなる。
興味がない人からしたら自傷行為ともとれる行動だと思うが、僕はこの行為を毎日楽しみで続けている。日々追われる人生にしないためにも、毎日のささやかな楽しみを増やしていければと少し真面目に考えた次第だ。