妄想のしめ鯖定食
また同じ話をしている。
駒崎はうんざりした気持ちで声の主を見やった。パソコンの画面の中で上司が会議の締めのコメントをとうとうと述べている。「マクロとミクロの視点を持て」、「競合他社との差別化を意識しろ」・・この上司は毎週同じ話をしていると陰口を言われている事すら想像出来ないのだろうか。
リモート会議を導入するようになり、移動や資料の出力の時間が省けるようになりだいぶ効率的になったが、その分こういった無意味な時間が非常に際立つしストレスになる。
駒崎はIT関連の企業に勤めて今年で9年目になり会社の中では中堅の立場で、現在は重要なコンペのチームリーダーを複数担っている。元々OAスキルに明るかった訳ではないが、入社してから出来ない事は自分で調べて身につけてきて、その技術を応用して業務を効率化していく事を繰り返していくうちにいつの間にか一目を置かれるようになっていた。
そうやって自分自身で知識をつけてきたため、何も調べずに質問をしてくる人間は上司部下問わず自分より下に見てしまう。特に上司は駒崎の事をいいように使おうと近寄ってくるケースが多いので、それに応えてきた事で若くして今の立場を任されてはいるが、その分のいわゆる無駄な対応時間には辟易している。
駒崎は思った事は口にするタイプなので、その直球の物言いに少なからずよく思っていない人間もいるし、駒崎自身もその事には気づいている。ただ多少きつい言い方かもしれないが、間違った事は言っていない自負はあるので意に介してはいなかった。なれ合いで仕事をしているわけではないし、駒崎ではなく自分の持っている知識や技術に周りが群がっていることも承知している。
次の会議に向けてのデータを整理しているとチャットが入った。
「駒崎さん、さっきの会議、本当に助かりましたー!」
1ヵ月前から駒場と同じ部署に異動してきた、後輩女性からだった。
「👍」
駒崎は会議の準備を進めながらすぐ返信した。メールやチャットの返信は極力早くする癖がついている。再度後輩からチャットが入った。
「○○さんの質問に対してもフォローして頂き感謝です!」
「全然大丈夫よ👍」
一方であまり気づいている人間はいないが、駒崎は情に厚い一面も持ち合わせていた。これは時に失礼ともとれる発言や、無駄を嫌う冷徹にも見える性格が前に出すぎているため気づいている人間はほとんどいなかった。
この後輩からのチャットも、会議中に理不尽に問いただされる後輩への助け舟ではあったが、周りからは無駄なやり取りが長引く事を嫌った駒崎が間に割って入ったという解釈となっている。
一息つくため自販機でいつものようにロイヤルミルクティーを買うついでにトイレに行き、洗面所に写る姿を駒崎はどこか客観的に見ていた。くせ毛で駒崎の年齢にしては薄い頭皮にポチャッとした腹はもう見慣れている。突っ込みどころ満載なビジュアルだと我ながら分かってはいるが、この年次と自分のキャラクターでは今では誰からも突っ込まれる事もない。
着信だ。前の部署で同じチームだった先輩からで、またパソコンのツールに関しての質問である事は明快だ。
「何ですか?今忙しいです。」
「いやごめん。一瞬だから少しだけ時間ちょうだい!申し訳ない!」
「じゃあお昼ご馳走してください。」
「もちろんです。むしろ奢らせて下さい。」
「じゃあ△△でお願いします。」
この先輩も他の人と同様で駒崎のスキルが目当てで連絡をして来ている事は分かっている。会社の人間の付き合いなんでそんなものだと駒崎は割り切っているし、この先輩は下手に来てくれる分だけまだ好きだった。
先輩とのお昼に指定した△△は魚の店で、近くの市場から店主自ら毎朝仕入れた新鮮な魚が人気でお昼時は行列が出来る事もある人気店だ。この日はお昼のピークを外して少し遅めに行ったためすんなり入れた。
駒崎は、しめ鯖定食を注文した。入店前から今日はしめ鯖という気分だったので迷いはなかった。しめ鯖は何故かたまに無性に食べたくなる。先輩と前いた部署時代の話などをしていると、ほどなくして料理が運ばれて来た。
しめ鯖は脂の乗ったいいサバを使っていて、酢の締まり具合が絶妙で、口に入れるとほのかに昆布の香りも鼻をぬけて味わいに深みを与えている。また少し炙る事で皮と身の間の脂が溶け出し、旬のサバの脂の濃厚さに酢のさっぱりさが加わり、駒崎はたまらずご飯と一緒にかきこんだ。
そのご飯もただの白米でなく日替わりで、今日はインゲンとちりめんじゃこの醤油炒め混ぜご飯だった。炊き込みでなく、炒めてから混ぜ合わせる事でインゲンとじゃこの味もしっかりと感じられる。付け合わせの旬野菜の漬物と合わせて野菜が摂れるので一人暮らしの駒崎には有難かった。
食事を終えて先輩と別れた駒崎は、次のリモート会議の準備のため再び自宅へ向かった。今日は19時からジムなので、駒崎はこの後のスケジュールを無駄なくこなせるよう段取りを確認しながら帰路についた。
- おかず「炙りしめ鯖」
鯖:1匹
砂糖:適量
塩:適量
酢:適量
昆布:1枚
・鯖を3枚におろして、パットの砂糖を入れてその上に鯖を乗せて身が見えなくなる位に砂糖を振り、1時間冷蔵庫に入れる
・軽く洗い流して、同様にパットに塩を入れてその上に鯖を乗せて身が見えなくなる位に塩を振り、1時間冷蔵庫に入れる
・同様の工程で酢に入れて1時間置く
・昆布と一緒にラップに包んで、2日間冷凍する(殺菌のため)
・薄皮をはいで、バーナーで皮を炙る
2:ご飯「インゲンとじゃこ炒め混ぜご飯」
インゲン:適量(2cm細切り)
じゃこ:適量
醤油:ふた回し
・油をひいて、インゲンとじゃこを炒める
・インゲンがしんなりしてきたら醤油を回しかける
・炊きあがったご飯に混ぜ合わせる
妄想の天ぷら定食
一郎は今日も22時過ぎに帰宅した。
仕事場から自転車で10分ほどの距離にあるアパートの2階の一番奥にある部屋には、住み始めて何だかんだで3年が経とうとしている。アパートなので入口にオートロックも勿論なく、女性は滅多に見かけないがお婆さんが1階に住んでいるのみだ。
まずシャワーを浴びて、コンビニで買った総菜とカルボナーラで夕食を済ませる。「それじゃ味気ないんじゃないの?」とよく周りから言われるが食には昔から興味がなく、今日の昼食も近くのまいばすけっとで菓子パンとヤクルトの定番セットだった。
夕食後はYouTubeをながら観してスマホを触ってくつろぐ。文字にするとつまらない日常だが、この食後の短いひと時がリラックス出来て、一郎にとって明日へのメンテナンスの大事な時間だ。
一郎は美容師だ。
今の店で働きだして来月で3年になり、このアパートには仕事に合わせて引っ越してきた格好だ。
店の知名度はそこそこで、古くから利用している有名スポーツ選手がテレビのロケで訪れた事で一気に客足が伸びて、特に休日は予約が取れない日があるほどだ。一郎はその店の3店舗目の系列店で働いている。美容師としての腕も認められて来ており、店のエースと言える存在でもあった。
一郎自身は決してその状況に甘んじることなく、実直にまた向上心を持って働いていた。
ある日、いつものように夕食後のまどろみの中で一通のメールが届いた。LINEでなくショートメールでその番号には見覚えがあった。
「お父さんが倒れました。すぐに帰って来なさい。」
6年前に言い争いの末にやけになり家を飛び出して以来、一切の連絡を取ってこなかった母親からだった。相変わらずこちらの都合を考えない一方的なメールだったが、内容が内容だけにすぐにメールを返した。
「大丈夫なん?明日休み取って帰る。」
親子特有の気恥ずかしさから、まるで6年のブランクがないようにぶっきらぼうな返信をしてしまった事に自己嫌悪したが、父親は昨日倒れて搬送先の病院に入院中で経過を看ているとの事ですぐに身支度を始めた。
店には事情を説明して、翌日休みを取って父親の入院している病院へ向かった。ちょうど父親は寝ていて話すことは出来なかったが、医者からは「容態は安定してきているので大丈夫」という言葉を聞いたのでひとまず実家に帰る事にした。
母親とは病院で合流して、実家へは母親の車を一郎が運転して助手席に母親を乗せて帰ることになった。6年の月日はやはり長く、気まずい沈黙が車内を包む。
「あんた、その腕はどうしたん。」
一郎はハンドルを握る両腕に目をやった。
6年前、あてもなく家を飛び出して、ようやく雇って貰った美容室で先輩にたてつき揉めて投げ出す形で店を辞めた。その後は風俗のキャッチの仕事などで食いつなぐ生活を送っていた。その荒れた時期に掘った入れ墨だった。
「いや、別に。」
母親を横目で見たが、一郎には顔を向けずまっすぐ前を見ていた。
その後も決して空気が和らぐ事はなかったが、一郎と母親は少しずつ言葉を交わした。
実家に着き車庫に車を入れた所で母親が一郎を見て言った。
「お昼まだやろ?食べていき」
有無を言わさない言い方だったが、実際腹が減っていた一郎は有難かった。
程なくして母親が料理を運んできた。天ぷらが皿に盛られていた。
小さい頃にもよく食べた、実家で採れた野菜の天ぷらと地元名物のとり天。野菜は塩で、とり天はからし酢醤油が実家の食べ方だ。理由は分からないが、とり天は唐揚げと違いジューシーで思わず火がちゃんと通っているのか疑いたくなるほど柔らかい。天ぷらにからし醤油は意外だが、味がしまってご飯にこれがまた合う。
ご飯は旬の魚の炊き込みご飯で、魚の出汁が染み込んだ米としょうがアクセントとなって、これも昔は際限なく食べられる気がしていた、子供の頃の一郎のご馳走だ。一郎は炊き込みご飯の味付けは、醤油・みりんよりシンプルな塩が好きだった。つけあわせの漬物もそれぞれ味が異なり、間に挟む事でフレッシュな気持ちで天ぷらに臨むことが出来た。一郎は気恥ずかしもあったが、出されたご飯をかきこんだ。
「美味いわ。これ。」
これだけの料理をすぐに出せるはずがない事を一郎は分かっていた。母親は台所から振り返らずに言った。
「おかわりあるから。」
- おかず「とり天と野菜天ぷら」
鶏もも肉:300g
▲にんにく:1片(すりおろし)
▲しょうが:1片(すりおろし)
▲醤油:大さじ2
▲みりん:大さじ1
大葉:2枚
ピーマン:2個
ミニトマト:2個
油:適量
小麦粉:適量
- 小麦粉:150g
- 水:250ml
- 卵:1個
- 炭酸水:25ml
・鶏肉を▲の調味料に30分程度つける
・食材に小麦粉をふる(衣のつなぎ)
・●の材料を混ぜあわせて、食材をくぐらせて180度の油で揚げる
- ご飯「黒むつの炊き込みご飯」
黒むつ:1尾
しょうが:1片(千切り)
三つ葉:1束(粗みじん切り)
塩:小さじ1
米:1.75合
・黒むつは3枚におろして、塩をふり皮の面をパリパリになる程度まで焼く
・しょうがと塩と黒むつを一緒に入れて炊きこむ
・炊き上がったら三つ葉を混ぜ込む
- つけあわせ
A:ししとうのさっぱり漬け
ししとうにさっと茹でて、出し汁・酢・砂糖・塩を好みの配分で漬ける
B:ゴーヤの漬け物
ゴーヤの重量の3%の塩と昆布・赤唐辛子で漬け込む
C:もやしとピーマンのナムル
さっと茹でたもやしとピーマンを醤油・ごま・塩・鶏油で合える
妄想のオムライス
とんだ誤算だった。
自分のここまでの人生は人並み以上のモノだったという自負はある。商社マンの父親と、授業参観では他の生徒がうらやむ綺麗な母親。裕福な家庭で育ち、夏休み恒例のワイキキの別荘への旅行のおかげで、ハワイの土地勘は日本以上にあるかもしれない。
私立学校から有名大学を出て、大手広告代理店に入社してからも仕事は順調で、若手クリエイターとして着実に社内での実績もついてきていた。プライベートでも合コンでは端正な顔立ちと軽妙なトークで、したくないお持ち帰りをするほど暇なしにモテていた。
勝ち組だ。人前では勿論そのような事は言わないが、心の中ではそう思っていた。当然努力だってしてきたが、それ以上に恵まれた家庭環境や容姿に依る所は大きいと思っている。だからこれからの自分のキャリアを信じて疑わなかったし、きっと周りもそう俺の事を見ていたと思う。
今、自分は刑務所の中でこの手記を書いている。
どこで道を外してしまったのかは分からないが、転機となったのは3年前の会社独立でである事は間違いない。順風満帆な俺は更なるステップアップとして、自分の会社の設立という選択をした。人脈も出来ていたし当然勝算はあった。
しかし、独立した直後の翌月に不測の事態が起こった。記憶に新しい新型ウイルスが全世界に蔓延したのだ。それまでの世の中の普通が当たり前でなくなり、経済も大きく落ち込む事となったこの出来事は、俺の人生も大きく変える事となった。
まだ取引先も安定していない状態だったため、経済が不安定な状況で新会社に依頼する企業は現れず、全く仕事がない期間が続いた。元の会社のツテを使って顧客を紹介して貰おうと相談もしたが、周りも余裕がないのかそこまで親身になってくれる人間はいなかった。
払える給料がないので社員も離れていき会社といいながら一人になり、それでもこれまでのプライドが邪魔をして周りや家族に助けを求める事は出来なかった。そこからは何とか生きるために必死だったので正直悪い事をしたという記憶もないが、結果、詐欺罪で捕まり5年の懲役という判決が下った。
これまでの人間関係はほぼリセットされたし、ここからの人生はビハインドからのスタートになる。捕まった当時は無気力だったが、今ではだいぶ冷静に自分を見つめなおす事が出来るようになってきた。最近ではちゃんと腹も減る。
刑務所から出たら一番に何が食べたいか。色々考える。ラーメン、カレー、うどん・・
。でも今俺が頭に浮かんでいるのはオムライスだ。刑務所の薄味の料理からの反動のように、今はケチャップがたっぷりかかったオムライスをかきこみたい。ああ早く出所したい。
①オムライス
◆夏野菜チキンライス
・ししとう:4本(粗みじん切り)
・いんげん:4本(粗みじん切り)
・ミニトマト:4個(半月切り)
・ウインナー:4本(細切り)
・ホールトマト:1/3缶
・ケチャップ:適量
・塩コショウ:適量
・米:1.75合
・ニンニク:1片(みじん切り)
・唐辛子:2本
・オリーブオイル:適量
◆卵
・マヨネーズ:適量
・牛乳:適量
・卵:4個
・油:適量
・オリーブオイルでニンニクを炒めた後、他材料も炒め合わせてチキンライスを作る
・別のフライパンで油を熱して材料と混ぜ合わせた卵を炒めて好みの硬さにする
・チキンライスに卵を乗せて、ケチャップをかける
夏野菜のいろどり
ブログの更新が2週間滞った。
身辺が慌ただしかった事が主な理由だが、筆が進まなかった事も大きな理由だ。
何か書かないとではなく、書きたい事をまずは書く場所にしたい。
今日は思い出に残る「昼寝」について。昼寝にも様々な耽美なシチュエーションがあるが、自分の中でのベスト・オブ・昼寝を思い返してみると、まず一番に「夏の高知の民宿の昼下がり」が挙げられる。
新入社員の配属が大阪で、そこから7年半を関西地方で過ごした。正直、最初配属が決まった時は縁もゆかりもない大阪にモチベーションは一切なかったが、7年半を経て東京への異動の内示を告げられた時は「寂しい」という感情がこみ上げた。人間、慣れるものだ。
話を戻して「昼寝」について。関西配属時代の終盤ごろ、同期と後輩と連れ立ってサーフィンに行っていた。僕自身は実力は全くないが、サーフィン好きな同期に影響されて板も購入して今でも本当にたまに行っている。
そのサーフィンは高知県の生見海岸という所に週末で行く事がほとんどだった。金曜の深夜に車で出発して、およそ5時間かけて土曜の朝方に目当ての民宿に到着する。民宿は「とさ」という名前で生見海岸から徒歩1分程度のところにあり、その近辺には「とさ」以外にも多数の民宿が存在している。
土曜の朝方に到着して軽く仮眠をとってから、早朝~昼頃までサーフィンをする。(僕は朝が弱いため、毎回少し出遅れていたが、、)民宿に戻ると「とさ」の名物女将が鉄板でお好み焼きを焼いてくれ、近所の売店で購入した冷えたビールと一緒にそれを食べる。サーフィンに限らず、海やプールで泳いだ後の飯が美味いことは皆さんも想像つくと思うが、直射日光に照りつけられて干上がった身体に染み渡るビールとお好み焼きの組み合わせは今思い返してもたまらない。
なんだかんだで3本ほどビールを飲んで部屋に上がり、お昼時は波が少なくなるのでしばしの昼寝をする。六畳程度の部屋に雑魚寝だが、冷房の効いた部屋でほろ酔いの状態でセミの鳴き声を聞きながら眠りに落ちる。その当時も言っていたと思うが、サーフィンよりもこの昼寝の時間が個人的には好きだった。(もちろん他の人はサーフィン目当てだが)
これが現時点の私的昼寝ランキングの1位だが、今後これを超える昼寝は現れるのか。長々と書いたが、僕自身は夜の寝つきがすごく悪いのでまずはそれを改善したい。
①おかず「トマトソースハンバーグ」
◆ハンバーグ
玉ねぎ:1/4個(みじん切り)
ゴーヤ:1/3本(粗めのみじん切り)
豚ひき肉:200g
卵:1個
塩こしょう:少々
ナツメグ:小さじ2
片栗粉:大さじ1
パン粉:少々
◆ソース
ミニトマト:6個
ホールトマト:1/3程度
ニンニク:1片(みじん切り)
塩コショウ:少々
酒:大さじ1
醤油:小さじ1
レモン汁:小さじ2
大葉:5枚(千切り)
・ハンバーグの材料を全て混ぜて、こねて半円にする。
・ソースは別のフライパンで炒めて、ミニトマトが少し形崩れるくらいにしておく。
・ハンバーグを焼いて焼き目がついたらひっくり返して、酒を入れてフタをして蒸し焼きにする。
・ソースを温めて上からかけて、大葉を乗せる。
トマトソースは少し形が残る位にするとフレッシュになる。
ゴーヤは大きめにして、触感があるとアクセントになる。
②ごはん「焼きアスパラ混ぜご飯」
アスパラ:3本(1cm程度みじん切り)
油:適量
醤油:大さじ1
米:1.5合
・フライパンでアスパラを炒めて、しんなりしたら醤油を回しかけておく
・炊き上がったご飯に1を混ぜあわせる
焼き野菜の混ぜご飯はシンプルに美味しい。
副菜として、
・夏野菜の南蛮漬け(ししとう・ゴーヤ・みょうが・ミニトマトを炒めて、砂糖・酢・醤油のたれに漬け込む)
・インゲンと人参の梅ゴママヨ和え
を作り置きとして作った。
4連休間もなく終わります。
追いつめられた海鮮丼
こんにちは。
気付けばもう7月ですね。梅雨明けは7月下旬なのでもう夏来ますねこれは。
先日、在宅勤務が続く中で久々に出社しました。帰宅前に、通勤していた際はよく利用していたサウナに寄ってから帰りました。新橋駅からすぐ近くのアスティルというサウナ施設です。何ならアスティルに行くために出社する用事を作ったと言ってもいいかもしれません。
以前の記事にも書きましたが、僕はサウナがとても好きです。このブログのアイコンも好きが高じてフィンランドに行った際に、サウナから出て水風呂代わりに湖畔に飛び込んだときの写真です。
話を戻すと相変わらずサウナと水風呂のサイクルは最高でしたが、今日はサウナのマナーで言いたい事があり書かせて下さい。それはずばり、、
水風呂入る前に汗流してから入ろうよ、
です。いやマジで、
水風呂入る前に汗流してから入ろうよ、
本当に。
水風呂から出た後に近くの椅子で心地よい休憩を取っていると、サウナ上がりのおじさん達が水風呂に入る姿が嫌でも目に入ってくるのですが、7-8人に1人位の割合でサウナから出た身体のまま水風呂に入る人がいます。
え?何で?どうして流さないんですかね。考えられる理由をいくつか挙げると、
①自分の汗だけは汚くないと思っている
②熱い身体のまま水風呂に飛び込みたい
③その考え方自体がない
④サウナから上がった直後はのぼせて忘れてしまう
こんな感じでしょうか。まず①は今すぐ考えを改めて欲しいです。サウナ上がりのおじさんを1000人以上おそらく見てますが、全員汗だくの見るに耐えないおじさんでしかないです。全員です。
②に関しては気持ちは分かりますが、水をかけるのが嫌なら風呂の湯をかけるなどしてください。僕はそうしています。
③は論外です。無意識に人に迷惑をかけて生きてきているんでしょうね。合掌。
④は恐いですね。ある意味一番たちが悪いかもしれないです。
気づかず人に迷惑をかけてしまう事はあるかと思いますが、この行為は絶対に確信犯だと思うので個人的にはあおり運転と同じレベルの罪だと思います。撲滅!
①ごはん「簡単な海鮮丼」
スーパーで古くなった海鮮が安く売っていたので、簡単にアレンジして丼にしました。
◆めばちマグロ刺し:1パック
◆青唐辛子醤油漬け:適量
◆みりん:適量
◆いりごま:適量
●サーモン刺し:1パック
●塩:適量
●レモン汁:適量
●ケイパー:適量(みじん切り)
●こしょう:適量
▲いか刺し:適量
▲大葉の塩漬け:6枚(千切り)
▲しょうが:1片(すりおろし)
▲めんつゆ:適量
■卵黄:2個
■味噌:適量
・いくら醤油漬け
・◆、●、▲、■をそれぞれ混ぜて漬け込む
・ごはんに刻みのりを散らして、ネタを盛り付けて青ネギを散らす
副菜には「トマトともずくの甘酢漬け」と「瓜の浅漬け」を作った。
夏らしく簡易の漬け物をまとめて作って食べる事にハマっている。
コーンドレッシングという発見
こんにちは。
今日は昼頃までは雨模様でしたが、現在夕方6時で外は晴れ間も見えて気持ちよい夕暮れを迎え始めています。
雨も止んだので、御徒町の吉池まで食材の買い出しに散歩を兼ねて行ってきました。
1Fでいつものように安かったアジやイワシを買い、地下1Fでは白瓜を買ったので後で漬物にしたいと思います。
突然ですが、最近霜降り明星が面白いです。というよりは、霜降り明星のオールナイトニッポン0(ANN0)に完全にハマりました。ラジオですね。
ラジオ自体は仕事の関係で5-6年前くらいから聴くようになり、それまで全く聴く事もなかったのですが、他のテレビやYouTubeなど動画にはない面白さがあり移動時間などでずっと聴き続けています。
音楽はspotifyで聴くので、ラジオはほぼ芸人の番組を聴いてます。聴く番組もほぼ固定で、「オードリーのオールナイトニッポン」「有吉弘行のサンドリ」「バナナマンのバナナムーンGOLD」のいずれかです。
そんな中、なぜ霜降り明星なのか。ご存知の方も多いかと思いますが、数週間前に週刊文春で掲載された霜降り明星せいやの記事をニュースで知った事がきっかけです。(ZOOMで女性とオンライン上で○○する写真が掲載される、という本人談では外歩けないほど恥ずかしい内容)
その記事が出た直後の6/19(金)のANN0で、一切報道には触れずボケ倒して終了した事が神回として芸能ニュースに一部なっており、その放送を興味本位でまず聴きました。
その放送回自体も面白かったのですが、僕がハマったきっかけは翌週6/26(金)の放送回です。この日は前週の放送とは打って変わり、粗品がせいやを文春記事をネタにひたすらイジリ倒し、せいやも自ら自虐も交えて対応していくスタイルでの放送でした。
その構図だけでも面白いのですが、せいやのモノマネ交えての芸達者な表現や自虐のワードセンスと、粗品の冷静に進行やする中での急な無茶ブリなどが秀逸で、正直ラジオで久々声を出して笑いました。(おじさん一人で恐い画だと思いますが)
そこから先週放送も聴くようになり、やはり安定して面白いです。YouTubeなどでも聴けると思いますので、是非6/26(金)放送回を聴いてみて欲しいです。
①ごはん「イカとトマトの冷静パスタ」
スルメイカ:2杯
トマト:2個(1cm角切)
きゅうり:1/2本(千切りして塩を振っておく)
たまねぎ:1/2個(みじん切り)
オリーブ:8個(4等分)
青唐辛子:1/2本(細切り)
大葉:6枚(千切り)
●酢:大さじ2
●レモン汁:1/2個分
●オリーブオイル:大さじ2
●カイエンヌペッパー:小さじ1-2程度
●ニンニク:1片(すりおろし)
●塩コショウ:少々
・イカはさばいて、さっと茹でておく
・●の調味料をボールに入れて、切った食材を入れて混ぜ合わせる
・パスタを茹でて、水で冷やして水気を切ってボールに入れて混ぜ合わせる
◆ポイント
・特になし、辛さ調整だけお好みで気を付ける
②サラダ「コーンドレッシングサラダ」
●とうもろこし:1/2本(すりおろし)
●玉ねぎ:1/4個(すりおろし)
●酢:大さじ1-2
●オリーブオイル:大さじ1
●砂糖:大さじ1
●醤油:大さじ1
●塩コショウ:適量
・上記を混ぜてミキサーにかける(味はお好みで調整)
・好きなサラダにかける
テレビでふわちゃんが紹介していたドレッシングで存在を知り作ってみました。
コーンの甘味があり美味いです。(写真は水気が少なかったので、もう少しオリーブオイルを増やしてもいいかも)
今日も大喜利で。
きびだんごのお礼にこれどうぞ
好きです、めひかりご飯
こんにちは。
最近だいぶ日が長くなりましたね。現在18時半ですがまだ外は明るく、夏が来る気配を感じますよね。実際は先週が夏至だったので、徐々に日は短くなっていくようですが。
日が長くなると気持ちも自然に上がります。以前8月のフィンランドに旅行に行った時は白夜で夜12時近くまで明るく、晩御飯を食べて店から出ても昼過ぎのような街並みに違和感を感じながらも興奮した事を覚えています。
先日、浅草橋にあるバングラデシュ料理の店に昼ごはんを食べに行きました。カレーが食べたいなと思い、ネットで調べて評価の高い店という事で決めました。少し奥まった場所にありましたが迷うことなく見つけ中へ。
店内には一人の客がいるだけですぐ入れましたが、旅行先のローカル食堂のような雰囲気で正直清潔とは言えない環境でしたが、個人的には嫌いではないので期待が高まります。メニューは日替わりカレー推しとの事なので注文をし、+300円でダールスープ(豆スープ)とシープブレインが付くというので合わせて頼みました。
さらっと書きましたが、シープブレインはその名前の通り「羊の脳みそ」です。もちろん今まで脳みそを食べた事はなく店の人からの説明を聞いて初めて知りましたが、何故か「いつも食べてます」的な慣れた感じを出して頼んでしまいました。
漫画ゴールデンカムイで、よく様々な動物の脳みそを美味しそうに食べる描写があるので、それが注文の背中を押したことは間違いないと思います。
ローカル食堂のスピード感でほどなく料理は運ばれて来ました。カレー自体はインドやスリランカに比べると優しい素朴な印象で、辛いモノ好きには少し物足りないかもしれませんが美味しいです。少し遅れてシープブレインが小皿で運ばれて来ました。
色味はカレーなので別の種類のカレーを食べる感覚で一口食べましたが、
・・癖が凄い!
カレーに混ぜて食べると、少し入れるだけで全てシープブレインに支配される存在感。
しかも悪い意味での存在感です。味自体はツマミなどで食べる魚の白子に似ていて不味くはないはずなんですが、「脳みそ」という響きと「ローカル食堂感」が相まってどうにも口に運ぶことを繰り返す事が出来ませんでした。
白子も脳みそも体の部位という意味では、どちらも同じくらいに気味が悪い部位だと思いますがなぜ脳みそだけ拒絶してしまうのか。信頼できる綺麗な料亭で羊の脳みそが出てきたら躊躇なく食べられるのか。不思議です。
①おかず「チンジャオロース」
牛バラ肉:150-200g(細切り)
●酒:大さじ1弱
●醤油:大さじ1弱
●ニンニク:1片(すりおろし)
●片栗粉:大さじ1/2
●こしょう:少々
ピーマン:3個(細切り)
コールラビ:1/4個(細切り)
玉ねぎ:1/2個(細切り)
赤唐辛子:1個
▲オイスターソース:大さじ1/2
▲醤油:大さじ1/2
▲しょうが:1片(すりおろし)
▲酒:大さじ1
▲片栗粉:小さじ1
・牛バラ肉を●の調味料に漬け込む
・油に赤唐辛子を入れて火をつけて、肉を炒めて火が通ったら取り出す
・再度油を引いて、ピーマン以外の野菜を炒めてピーマンを入れて強火に
・肉を入れて▲の調味料と炒め合わせる
◆ポイント
・野菜の細さは揃える
・ピーマンは火を通しすぎない!(シャキシャキ感)
②ご飯「めひかり炊き込みご飯」
めひかり:1パック(6-7匹)
しょうが:1片(千切り)
酒:大さじ1
塩:小さじ1
青ネギ:ひとつかみ
・ウロコ取り、内臓と頭を処理しためひかりと生姜・酒・塩を入れて米を炊く
・青ネギをちらす
◆ポイント
・めひかりを何気なく買って作ってみたがとても美味しい!
③サラダ:赤しそドレッシングサラダ」
●自家製ゆかり:好きなだけ
●玉ねぎ:1/4個(すりおろし)
●酢:大さじ1
●オリーブオイル:大さじ1
●砂糖:小さじ2
●醤油:少々
野菜:好きな野菜
最近、前半の導入部分が長くなって疲弊してしまうので後半部分を厚くするよう今後は意識したい。今日は大喜利で。
もう一軒だけ行かない?